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第85回 【現代日本】

 幾多の過ちを犯しながらも、日本というこの国には民主主義が根付き、国民は「自由」を謳歌していると言えます。
 ただ、この自由の意味がなかなか難しいのです。権力で押さえ込まれたり、人権が踏みにじられるのは嫌だ、自由が良い。一方で勉強を強制されたり、自分が好きに生きていることに口を挟まれるのはイヤだ、自由にやりたい。いずれも自由という言葉が用いられますが、どちらも正しい使い方だと言えるのでしょうか。
 戦後、締め付けが解かれた結果、自由の本当の意味が分からないまま、社会にそのイメージだけがまん延している気がします。自由かワガママか、権利かゴリ押しか、今一度皆がしっかりと見極める必要があります。
 もし自由と思っていたのが只の「ゆるゆる」生活だったなら、その先には自由とは程遠い窮屈な結末が待っているかも知れません。お悟り開かれた御仏に本当の自由な生き方を聞いてみませんか。

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