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第105回 【命の共生】

『囗の中の蛙 大海を知らず』…息子に出されたことわざ問題です。(正解は「井」でした)
 その意味は「狭い世界しか知らないのにその中で威張っていること」だそうです。井戸に棲む蛙を見て作られたことわざでしょうが、限られた空間で必死に生きる蛙にとって大変失礼な言葉だと感じました。人間はもっと広く大きな世界を知っているということなのでしょうが、本当にそうなのか疑わしいものです。
 人は人を傷つけると罪に問われますが、うるさい蚊を叩きつぶしても罪にはなりません。人間は人間界のルールさえ守ればよいと勝手に決めていますが、それでは他の動物・自然と共存していくことはこの上なく困難なことでしょう。
 地球上の一生物としてもっと謙虚にならねば、この環境はどうなっていくのか…薄々私達は気付いています。今こそ全ての命の平等を説くみ教え(仏教)に、他の命と共に生き抜く智慧を頂くことが必要だと感じます。



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