第104回 【傍若「無人」→「有仏」】
最近のテレビ番組に登場する「素人」さんは堂々としていて、緊張のあまり立ち尽くすといった光景を見ることは少なくなりました。これが情報化時代での場慣れということならば良いことなのですが、もし「他人の目を気にしない風潮の現われ」であるなら気になるところです。
「自分は自分、人は人」は一面においては正しいのですが、行き過ぎれば傍若無人のそしりを受けかねません。
お互いを認め合うことが大切です。でもその為にはまず自分が認められなければなりませんね。自分が認められることで自信が生まれ、辛抱強く、人に優しくなれる。人間とはそんな生き物なのです。
他人は自分を認めてくれない…いえ、今の自分を、ありのままに認めて下さるお方こそが阿弥陀仏です。み教えに出遇い、御仏が私を認めて下さっていることをお聞かせ頂いたとき、自分と他人の命をそのままに認めていけるようになるのです。
「自分は自分、人は人」は一面においては正しいのですが、行き過ぎれば傍若無人のそしりを受けかねません。
お互いを認め合うことが大切です。でもその為にはまず自分が認められなければなりませんね。自分が認められることで自信が生まれ、辛抱強く、人に優しくなれる。人間とはそんな生き物なのです。
他人は自分を認めてくれない…いえ、今の自分を、ありのままに認めて下さるお方こそが阿弥陀仏です。み教えに出遇い、御仏が私を認めて下さっていることをお聞かせ頂いたとき、自分と他人の命をそのままに認めていけるようになるのです。