【ともかくも生きていく】(弘教寺だより 令和元年5月号掲載)
「もう、充分過ぎるほど生きました」そうおっしゃったお方がありました…生き辛さの吐露でしょうか。また一方で、「これ以上生きても、得るものもないだろう、人生やり尽くした」とお感じのお方もいらっしゃるようです。
人生では様々なことに出遇います。もう試練としか言いようのないことも多いのです。想像を超えていろいろあって、だからこそ『奥深い』のが人生です。
苦難多くとも、生きていくしかない…「そうなんだろうな」、「いや自分の命は自分で決める」。賜った命に対して自分で決断を下すことは出来ません。『とにかく今生きている』…確かなことはそれだけです。今生きているとは、「我以外のいのち」を奪い、消化している事実です。そんな私…だから大切にしましょう。命ある限り感謝しましょう。
人生では様々なことに出遇います。もう試練としか言いようのないことも多いのです。想像を超えていろいろあって、だからこそ『奥深い』のが人生です。
苦難多くとも、生きていくしかない…「そうなんだろうな」、「いや自分の命は自分で決める」。賜った命に対して自分で決断を下すことは出来ません。『とにかく今生きている』…確かなことはそれだけです。今生きているとは、「我以外のいのち」を奪い、消化している事実です。そんな私…だから大切にしましょう。命ある限り感謝しましょう。